実際に葬式に行ってきたわけだが・・ 費用とか。
先日、葬式に行ってきたわけだが、まぁせっかくブログというものをやっているわけだし。いろいろと思ったことやシステムについて、記録をつけておきたい。 あんまり楽しい話ではないかもしれないが参考になると幸いです。
「なんでもネタにするな」という意見ももっともかもしれませんが、いろいろ書きまくってアウトプットすることで脳内の整理にもなりますし、他者と体験を共有することは大事なことだと思うんですよね。人間は一人では生きていけないのですから。

久々に親族と会って来ました。
周囲の光景はこんな感じ。
これが従来は普通でした。
まぁ実際、遠縁の親戚の塊、みたいな雰囲気もありますし。
しかし、少子化、核家族化が進んでいる現在。これがなかなか難しい。
近所の人に手伝ってもらうとしても、お手伝い料は払わなくてはいけない。
普段からその地域に住んでいるわけでもない私としても、なかなか頼みにくい。
まぁ他にもいろいろ理由もあり。
葬祭場に全ておまかせをすることにしたのだ。
「なんでもネタにするな」という意見ももっともかもしれませんが、いろいろ書きまくってアウトプットすることで脳内の整理にもなりますし、他者と体験を共有することは大事なことだと思うんですよね。人間は一人では生きていけないのですから。

久々に親族と会って来ました。
周囲の光景はこんな感じ。
田舎での葬式は、家で行い、隣組、近隣組織と協力して行う。
これが従来は普通でした。
まぁ実際、遠縁の親戚の塊、みたいな雰囲気もありますし。
しかし、少子化、核家族化が進んでいる現在。これがなかなか難しい。
近所の人に手伝ってもらうとしても、お手伝い料は払わなくてはいけない。
普段からその地域に住んでいるわけでもない私としても、なかなか頼みにくい。
まぁ他にもいろいろ理由もあり。
葬祭場に全ておまかせをすることにしたのだ。
産業のない田舎では・・ 葬儀というのは経済を支えるイベントなのではないだろうか?
仕出し、酒、住職、生花・・
色々なお金が動く。
周りを見回すと葬祭ホールが非常に多い土地でした。
今回の流れ。
病院から、「危篤」の連絡が入り、すぐに亡くなりました。
「もうあまり長くない」と言われてから数年経ってました。覚悟はしていた形です。
ここで普通の場合、病院から自宅まで霊柩車で運びますが、今回は葬祭ホールへ直接運んでもらいました。
面白いなあ、と思ったのが、22時を過ぎると霊柩車料金も25%アップですw
まぁ労働基準法もあるし。深夜料金もあるのだろう。
最近の霊柩車は・・ 「黒いバン」ですね。 普通の自家用車です。
選べば派手な車もあるのだろうけど・・ 嫌がられることも多いのだろうな。
なんかイメージでお神輿みたいなのが記憶に残っていたので、ただの黒い自家用車が大活躍するのを見て不思議な気分になりました。
遺体を運び終わると、お通夜の準備。
死化粧をします。
三途の河を渡れるように準備をするわけですな。 紙でできた渡し賃の6文銭などをもたせたり、脚絆を履かせたり。
この辺りは宗派によってまちまちなんでしょうけど、全ておまかせです。
死体というのは通常汚れているものです。
病気を媒介する場合もあります。
ハエやウジもすぐに発生します。
なので「エンバーミング」の意味もあるのでしょうな、死に化粧。
ドライアイスなども大量に使用します。
今回は綺麗な葬儀を行えましたが、腐りきったパターンなども多数あるでしょうね。
葬儀で清めの塩を使いますが、防腐で使うから、という意味合いもあるのでしょうな。
御霊前、御佛前、香典・・
いろいろな習慣があります。 死んで葬儀を行うと仏になるので御佛前、とか言いますね。
細かい所、香典返しなどは地方によって習慣が違うみたい。
面白いものがあった。

御霊前て書いてありますね。供物で捧げるのかな?
故人はゲートボールが大好きでうう(涙)みたいな?

これ、気になりますよね。
キーボード型供物w
「亡くなった主人は毎日モニターへ向かうことを日課としてまして(涙」
みたいに捧げられたらウケます。
さて。通夜の翌日は火葬と告別式。
これを日本人はずーっとやってたのかな。と思いました。
お棺に花を入れていく。
お棺に釘をうち、ひとりずつ交代で釘を叩く。
「この人は死んだんだ」というのを実感させるのかな、なんて思ったり。
火葬。焼く。
時間が掛かる。
死者が帰らないように、行く道と帰る道は別にしないといけない。
焼いている間は酒を飲んだり。親族が集まる。
遺骨を箸で二人一組で骨壷に入れていく。
案の定ノドの骨「喉仏」の説明がある。
田舎だと・・ 昔は子供の数も多かったし、親戚の親戚、という形まで含めると、物凄い数の葬儀が定期的にあったんでしょうね。 そのたびに集まって・・ 酒を飲み。 ある種ディナーパーティと、親族の顔合わせですよ。
でもって次に誰かが死んだ時にどうすればいいのか。
そういうのを考える訓練となる。
私はねぇ、思ったのは
「自分の父母が死んだら、誰を呼べば良いのか」
リストが必要だ、と。
田舎の親戚、顔は覚えているけど、連絡先、電話番号などはまだ全部は把握してませんよ。
お寺とか、葬儀関連連絡先、親戚づきあい関係は親に丸投げですよ。
私は親元を捨てるような形で外に出てきてしまっています。
それが現代の生活だと思っていますし。
しかし、
こんな考えの人もいっぱい居ます。
そういう中、親戚づきあいというものを、私個人としては親に丸投げで自分では全くやっていなかったんだな。
そういう人は多いと思います。
自分が死んだ後、誰も葬儀に来てくれない人、いっぱいいると思います。
親戚づきあいというのは蜘蛛の糸のようにネバネバと付きまとってくる存在で、普段の暮らしでは面倒くさいものです。でもでも、いざ死んだ時にはつないでおくのも必要なのかもしれない。
なんか難しいな、と思ってみたり。
死んだ時のことなんて考えたくないから放置しておくほうが楽です。
しかし、いざ死んだときの準備は必要だな、と。
とりあえず書面でリスト作って提出して。
と親に要求してみた。 必要だよね。
あとは費用ですなぁ。
日本の葬祭費用は諸外国に比べて物凄い高いそうで。
ただ、周りの親族が順番にしっかりした葬式が行われている中
「地味葬式」をやるのは無理なのでは・・ ある程度はしかたがないのだろう。

例えば骨壷。
私の行ったところだと、一番安いプレーンなタイプは10,000円。
20,000円が骨壷価格帯のボリュームゾーン。
一番高いものは一つだけ「150,000円」
政治家さんとか地主さんとか・・
「一番いいもので!」というと

これが出てくるんだろうなw
葬祭業協同組合
というのがあるようなので、
ぐらいの価格目安はあるらしいですよ。
葬儀費用の一例価格を書いておきましょう。
のパターンがパンフレットに書いてある。
葬儀一式料金
お、安い?と思ったら三分の一も行ってないw
おかずのない白いご飯のようなものですよ、コレw
必要実費
火葬関連はこういう書かれ方。
実際は「追加ビール」とかでもっと上がるのでしょうw
実費計128,200円
別途料金
うはぁ、料理が牙を向いてきた!!! たけぇww
地元産業にお金を落とすわけだ。
会葬御礼品
このお茶のりセットも・・ 利益凄いんでしょうね。
別途料金合計
¥1,021,200円
合計1,752,870円
・・・でもでも、ここに乗ってないお金がいっぱい載る。
僧侶へのお布施とか。追加で出す道案内看板とか。油断しているとドンドン増えるね。
まぁ、これが組合提示見積もり。なのでちょい高めかも。
各葬祭場だと、料理料金とかはもうちょっと安いみたい。
あと・・ 香典とか花輪代とか卒塔婆代とかどうしよう、とかあったけど。
と親に任せた。
見栄とかバランスの問題になってしまうと非常に難しい・・
うちは・・
しょっちゅうはこれない。仕事あるし。
なので、7日忌、49日、100日忌かな、全部まとめてやりました。
最近は主流らしいよ。
まぁ片付けとか、これからがちょっと大変っぽいけど。
なんくるないさー
服装
まぁ葬式の服は常に用意しておいたほうがいい。
結婚式と違って葬式は突然来る。
学生なら制服で大丈夫なので安心してくれ。
でもって大事なのが「数珠」だ。
仏教徒のロザリオとも呼ばれるらしいよ。
いやぁ、高齢の方は
数珠を持っているのが当たり前だ!
という観念が物凄い。(´Д`)
他にチェックするポイントが無いのかもしれませんがすごい目を付けられるよ。
あ、私はもちろん持って行ってますけどね。
「こんな事もあろうかと!」
とりあえずブランドまでは聞かれませんから、100均のででも一個は持っておいたほうがいい。
ない場合は式場で3,000円とかで売ってるのを買うハメになりますよw
最近はいろいろなところで買える黒ネクタイより、数珠のほうが事前準備が大事だな、とちょびっと思いました。
さーて。
自分が喪主になる時に備えて・・
いろいろ知識をつけて準備をしておかないとね。
今日はそんなところで終わりです。
仕出し、酒、住職、生花・・
色々なお金が動く。
周りを見回すと葬祭ホールが非常に多い土地でした。
今回の流れ。
病院から、「危篤」の連絡が入り、すぐに亡くなりました。
「もうあまり長くない」と言われてから数年経ってました。覚悟はしていた形です。
ここで普通の場合、病院から自宅まで霊柩車で運びますが、今回は葬祭ホールへ直接運んでもらいました。
面白いなあ、と思ったのが、22時を過ぎると霊柩車料金も25%アップですw
まぁ労働基準法もあるし。深夜料金もあるのだろう。
最近の霊柩車は・・ 「黒いバン」ですね。 普通の自家用車です。
選べば派手な車もあるのだろうけど・・ 嫌がられることも多いのだろうな。
なんかイメージでお神輿みたいなのが記憶に残っていたので、ただの黒い自家用車が大活躍するのを見て不思議な気分になりました。
遺体を運び終わると、お通夜の準備。
死化粧をします。
三途の河を渡れるように準備をするわけですな。 紙でできた渡し賃の6文銭などをもたせたり、脚絆を履かせたり。
この辺りは宗派によってまちまちなんでしょうけど、全ておまかせです。
死体というのは通常汚れているものです。
病気を媒介する場合もあります。
ハエやウジもすぐに発生します。
なので「エンバーミング」の意味もあるのでしょうな、死に化粧。
ドライアイスなども大量に使用します。
今回は綺麗な葬儀を行えましたが、腐りきったパターンなども多数あるでしょうね。
葬儀で清めの塩を使いますが、防腐で使うから、という意味合いもあるのでしょうな。
御霊前、御佛前、香典・・
いろいろな習慣があります。 死んで葬儀を行うと仏になるので御佛前、とか言いますね。
細かい所、香典返しなどは地方によって習慣が違うみたい。
面白いものがあった。

御霊前て書いてありますね。供物で捧げるのかな?
故人はゲートボールが大好きでうう(涙)みたいな?

これ、気になりますよね。
キーボード型供物w
「亡くなった主人は毎日モニターへ向かうことを日課としてまして(涙」
みたいに捧げられたらウケます。
さて。通夜の翌日は火葬と告別式。
「死んだことを実感させる」
「共同体意識の強化」
「訓練」
これを日本人はずーっとやってたのかな。と思いました。
お棺に花を入れていく。
お棺に釘をうち、ひとりずつ交代で釘を叩く。
「この人は死んだんだ」というのを実感させるのかな、なんて思ったり。
火葬。焼く。
時間が掛かる。
死者が帰らないように、行く道と帰る道は別にしないといけない。
焼いている間は酒を飲んだり。親族が集まる。
遺骨を箸で二人一組で骨壷に入れていく。
案の定ノドの骨「喉仏」の説明がある。
田舎だと・・ 昔は子供の数も多かったし、親戚の親戚、という形まで含めると、物凄い数の葬儀が定期的にあったんでしょうね。 そのたびに集まって・・ 酒を飲み。 ある種ディナーパーティと、親族の顔合わせですよ。
でもって次に誰かが死んだ時にどうすればいいのか。
そういうのを考える訓練となる。
私はねぇ、思ったのは
「自分の父母が死んだら、誰を呼べば良いのか」
リストが必要だ、と。
田舎の親戚、顔は覚えているけど、連絡先、電話番号などはまだ全部は把握してませんよ。
お寺とか、葬儀関連連絡先、親戚づきあい関係は親に丸投げですよ。
私は親元を捨てるような形で外に出てきてしまっています。
それが現代の生活だと思っていますし。
しかし、
同居して、家を守って・・
こんな考えの人もいっぱい居ます。
そういう中、親戚づきあいというものを、私個人としては親に丸投げで自分では全くやっていなかったんだな。
そういう人は多いと思います。
自分が死んだ後、誰も葬儀に来てくれない人、いっぱいいると思います。
親戚づきあいというのは蜘蛛の糸のようにネバネバと付きまとってくる存在で、普段の暮らしでは面倒くさいものです。でもでも、いざ死んだ時にはつないでおくのも必要なのかもしれない。
なんか難しいな、と思ってみたり。
30過ぎて葬式に久々に行って。
親が死んだ時の準備を真剣に考えた。
死んだ時のことなんて考えたくないから放置しておくほうが楽です。
しかし、いざ死んだときの準備は必要だな、と。
とりあえず書面でリスト作って提出して。
と親に要求してみた。 必要だよね。
あとは費用ですなぁ。
日本の葬祭費用は諸外国に比べて物凄い高いそうで。
ただ、周りの親族が順番にしっかりした葬式が行われている中
「地味葬式」をやるのは無理なのでは・・ ある程度はしかたがないのだろう。

例えば骨壷。
私の行ったところだと、一番安いプレーンなタイプは10,000円。
20,000円が骨壷価格帯のボリュームゾーン。
一番高いものは一つだけ「150,000円」
政治家さんとか地主さんとか・・
「一番いいもので!」というと

これが出てくるんだろうなw
葬祭業協同組合
というのがあるようなので、
「ぼったくり過ぎない」
「利益をしっかり確保」
ぐらいの価格目安はあるらしいですよ。
葬儀費用の一例価格を書いておきましょう。
遺族親族 35名
お手伝い 15名
ご会葬者 150名
のパターンがパンフレットに書いてある。
葬儀一式料金
白木祭壇50万円仕様 500,000円
会葬礼状追加(1セット100枚 8,000円
ドライアイス二日分追加 12,000円
お、安い?と思ったら三分の一も行ってないw
おかずのない白いご飯のようなものですよ、コレw
必要実費
火葬料 無料
火葬中の飲食代 23,200円
マイクロバス 30,000円
ハイヤー 75,000円
式場 無料
火葬関連はこういう書かれ方。
実際は「追加ビール」とかでもっと上がるのでしょうw
実費計128,200円
別途料金
通夜ぶるまい料理
寿司9,000円×20
煮物5,000円×20
唐揚げ3,500円×20
酒380円×30
ビール450円×60
ジュース200円×30
精進落とし料理
弁当 5,000円×50
酒 380円×10
ビール 450円×20
ジュース 200円×20
うはぁ、料理が牙を向いてきた!!! たけぇww
地元産業にお金を落とすわけだ。
会葬御礼品
お茶のりセット2,000円×150
ハンカチ1,000円×60
このお茶のりセットも・・ 利益凄いんでしょうね。
別途料金合計
¥1,021,200円
合計1,752,870円
・・・でもでも、ここに乗ってないお金がいっぱい載る。
僧侶へのお布施とか。追加で出す道案内看板とか。油断しているとドンドン増えるね。
まぁ、これが組合提示見積もり。なのでちょい高めかも。
各葬祭場だと、料理料金とかはもうちょっと安いみたい。
あと・・ 香典とか花輪代とか卒塔婆代とかどうしよう、とかあったけど。
周りの兼ね合いとかあるから、「気持ちで」とかは絶対にやめて!
金額で指示して。
包んでくから!
と親に任せた。
見栄とかバランスの問題になってしまうと非常に難しい・・
うちは・・
しょっちゅうはこれない。仕事あるし。
なので、7日忌、49日、100日忌かな、全部まとめてやりました。
最近は主流らしいよ。
まぁ片付けとか、これからがちょっと大変っぽいけど。
なんくるないさー
服装
まぁ葬式の服は常に用意しておいたほうがいい。
結婚式と違って葬式は突然来る。
学生なら制服で大丈夫なので安心してくれ。
でもって大事なのが「数珠」だ。
仏教徒のロザリオとも呼ばれるらしいよ。
いやぁ、高齢の方は
数珠を持っているのが当たり前だ!
という観念が物凄い。(´Д`)
他にチェックするポイントが無いのかもしれませんがすごい目を付けられるよ。
あ、私はもちろん持って行ってますけどね。
「こんな事もあろうかと!」
とりあえずブランドまでは聞かれませんから、100均のででも一個は持っておいたほうがいい。
ない場合は式場で3,000円とかで売ってるのを買うハメになりますよw
最近はいろいろなところで買える黒ネクタイより、数珠のほうが事前準備が大事だな、とちょびっと思いました。
さーて。
自分が喪主になる時に備えて・・
いろいろ知識をつけて準備をしておかないとね。
今日はそんなところで終わりです。
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