ＹＥＳ！プリキュア５ 第３０話 感想 ミルクの決意と皆の力！

ツンデレにも程があるだろう、ミルクはしつけがなってません。
と突っ込みたいのも山々な話。ミルク耐性が無い人はとってもイラついてしまうお話ですね。
まぁホームレス時代もある淫獣なので、ある程度はしょうがない。
そして、オロオロするミルクはなかなか可愛いのでちょっと見所かもしれない。
ただ、子供って、結構邪悪。かつ、コミュニケーション力低かったりする子供も多いからね。
素直が一番。

ＹＥＳ！プリキュア５　第３０話
ミルクの決意と皆の力！

冒頭　ナッツハウス。
チョコレートを奪い合って店内を駆けずり回るミルクとのぞみ。


なかなか低レベル。　ナッツに「静かにしろ！」と怒られます。
さすが保護者。怒るときはちゃんと怒ります。

ＯＰ

みんなでお茶タイム。　のぞみとミルクは険悪ムード。


空気が読める娘のうららちゃん。　ミルクのお世話役見習い修行の話を振ります。

なんか重要な仕事らしい。
政治経済文化歴史を覚え、厳しい競争。があるそうで。
うん。官僚だ。　王様付きの秘書のようなもんです。

のぞみ「勝手にひとのチョコを食べちゃうような人がお世話役見習いなんて、パルミエ王国もずいぶん人手不足だったんだね」

ナイス嫌味。
食べ物の恨みもありますからこれくらいの皮肉はありでしょう。

ミルク「王国の悪口は許さないミル」
しかし。逆鱗に触れてしまったようです。
滅亡した故国・・　タブーでしたかね。
そして、ミルクの夢は小さいころからお世話役になることだったそうな。

ミルク「のぞみこそ、将来の夢も無いくせに偉そうに言ってほしくないミル」

のぞみ「夢ならあるもん、ココたちの国を蘇らせる」

ミルク「それは王国皆の願いミル、のぞみ個人の夢じゃないミル」
「自分の夢も持ってない人に王国の未来を託したくないミル、そんなんじゃプリキュアになる資格も無いミル」
「のぞみは、プリキュア失格ミル」

激しすぎる。そこまで言うか？夢原さんショック。


ああ、ミルミル可愛いのに。言動が不味い。
恩人の夢原さん相手にそこまで言うとは。




株）ナイトメア
今度こそ、プリキュアを倒して見せます。
カワリーノさん、例のものを私に。

とぼけるカワリーノさん「直属の上司にご相談なさっては？」


あーあ、黒い紙をもらっちゃいました。
部下使い捨てのカワリーノさん。

ブンビーさん。実は部下思いの一面が。影でガタガタブルブルです「あぁぁぁ、アラクネア君・・・」

ナッツハウス。
のぞみさんはショックで出て行ってしまいました。
うらら「ちょっと前までのりんさんとかれんさんみたい」


必死で否定しますがまぁおおむね合ってるｗ


ミルクもさすがに心配しています。
アレは言いすぎです。

夢原家
のぞみさん。　ピンキーキャッチュを久々に出てきた収納箱にしまいます。


「私、ミルクにひどいこといっちゃった。プリキュア失格なのかな？」

部活やめよっかな？というような中学生に良くある悩みに近いところはあります。

ナッツハウス。ミルクの部屋。
かれんさんが来ます。　ババァ　お姉さまキャラの本領発揮。　ミルクと会話です。
「私はのぞみに居てほしいわ」
自分が両親が居なくて寂しかったこと、のぞみに出会って素直になれたことを告白。
「ミルクも自分の気持ちを全部のぞみにぶつけてみたら？きっと分かり合えると思うわ」
いいアドバイスです。

昔はこの人もツンでした。
現在のデレッぷりにはびっくりですが。

「私も、将来何になりたいのか、決まってないの」
ミルクが懐いている、認めているかれんですら、夢は決まっていないようです。
とりあえず、サンクルミエール学園最高スペックの女性でも、自分の夢はありません。そんな人がのぞみを認めています。

言い過ぎて悪いことしたな、と思っていたミルク。
素直に謝ることにしました。


かれんさん。いい笑顔。
淫獣時のミルク相方は彼女で決まり。


アラクネア君出撃。
ブンビーさん。止めに来ます。
いっちゃいました。　死亡フラグです

「なにかでた！」


キュアドリーム不在で戦闘開始。
今日のアラクネア君は本気です。　一瞬で４人吹き飛ばされます。

ドリームコレットもすぐに奪われちゃいます。
ミルク、抵抗するも、無駄なあがきに。


あぁ、アラクネア君逃げてー。　こっそり目的達成してるよｗ

「４人居ようが５人居ようが一緒だ！」

そんなことない！
さっそうと夢原さんが登場。
「５人居ればできないことは無い！」
「私は皆と一緒にパルミエ王国を復活させたい。だから、プリキュアでいたいの」

プリキュアの資格という単語が今回はいっぱい出てきます。
かれんさんの時にもでた言葉です。
それもあって、今日はかれんさんの出番も多いね。


自分で蝶に戻したピンキーキャッチュが腕に戻ってきます。
資格十分。決意表明としては最高にカッコイイ。
５話へのオマージュでもあります。

５人になると、動きが全然違う。
淫獣たちによると、ドリームには皆を輝かせる力がある！とのこと。

アラクネア君を圧倒します。スピード感のあるチーム戦闘開始。
今日は拘束シーン無し。

黒い紙使用。　アラクネア君巨大化。再逆転され、全員また吹き飛ばされます。

そんななか、淫獣告白タイム。
かれんに素直になればいいと教わったミルク。泣きながら絶叫。
「ミルクは、ドリームが、のぞみが、大好きミル！！」
「ドリームはミルクの大切なプリキュア、ミル！絶対やめちゃダメミル！」

合体必殺技　発動２回目。　黒い紙を見たらこの技確定。
プリキュアファイブエクスプロージョンです。
月光蝶、飛び散るナノマシンがアラクネア君を葬ります。

ミルクとのぞみの仲はちょっと進展しました。
が、相変わらず、チョコでケンカをしながら終了。



　ここ数話、あれだけリスペクトされていた夢原さんがミルクに完全否定される物語序盤。　きっついね。　しかし、ミルクは人付き合いがまだ苦手なんでしょう。言葉の力加減がぜんぜん足りていません。夢原さんをめちゃめちゃ傷つけたことに気づき、オロオロします。
　考えは１００人１００様。同じ考えの人なんていないのでぶつかるのは当然ですが、ぶつかり方って大事だよね。プリキュア５はメンバー同士のぶつかり合いが結構マメに書かれているような気もする。こまちさんとナッツのときとかも結構ぶつかりました。

昔のかれんさんと、ミルクはちょっと近いところがあります。　ツンデレの先輩として、ミルクに素直にアドバイスできるのはかれんさんしかいません。かれんさん、男っ気皆無の２年間ですな。ミルク担当が確定したお話でもありました。

「夢」がテーマのプリキュア５。うらら、こまちはすでに夢を持っています。　現在夢の無い、夢原さん。　夢を探しながら輝く。他の人の夢を応援しながら頑張る。それもすばらしいこと。ピンキーキャッチュ再装着のくだりはなかなかアツイと思いました。

敵幹部撃破率、あいかわらず高いですね。そして、敵は人と思わず撃破後は気にしない・・
初代のしめっぽい敵幹部のお付き合いの仕方と比べるととってもドライ。言われるとちょっと気になってきますが、プリキュア５の方針として「プリキュアと敵幹部は交流しない」という作り方なんでしょうかね。　そのわりにブンビーさんがとっても情緒豊かに描かれているのが辛いのですが、まぁその代わりに撃破されることもなく、２年目ではプリキュアと交流も始まるしｗバランス取れてるのかな。
　

次回　ＹＥＳ！プリキュア５　第３１話
「のぞみとココのラブレター事件」

嫉妬する夢原さんがまた可愛い。いいお話です。