1977年生まれのオタク人生

開幕
調べの館よりスタート。

ノイズとの戦いが終わった調べの館。
カップケーキを発見する響。
無傷のギターを発見するエレン。




どうやら音吉さんのバリアで守られたらしい。
あれはクリスマス回。でもって日数があまり経ってないとすると、
作品の中の日付はまだ２０１１年１２月なのかもしれない。


カップケーキ越しに映る目を覚まさないハミィ。


伝説の楽譜は手元にあります。
音符も全て揃っています。
あとは幸福のメロディを歌えば全て終わるはずなのですが・・
エレンさんも幸福のメロディを歌うことは可能なようですが、断ります。


寂しい音楽が流れているなぁ。
みんな、ハミィが大好きだったんだね。
戦闘する力はない妖精さんですが、ハミィも確実に主人公の一人でした。

戦闘終了直後の回想シーンが入ります。
ノイズ消滅後、力を振り絞ってすべての音符を回収するハミィ。

それを見届けたあと・・　意識を失ってしまいます。

音符が全部集まったニャ・・・

ちなみに昇華されてたトリオザマイナーは、石になって落ちてきましたｗ

ハミィを歌で元気にしようと、響さんのリクエストでエレンさんがギターを引きながら歌い始めます。



歌の力でしょうか、みんなの思いが伝わったのでしょうか？
ハミィの夢の中にみんなの意識が入っています。
しかし、ハミィにはみんなが見えていない・・



一瞬死んじゃったみたいな描写にも取れるシーンでしたけど・・
エレンさんの歌は届きました。


危なかったぜ・・
虚淵玄脚本だったら確実に死んでたよｗｗ


エレンさんのソロで始まった歌は、四人の合唱になって、ハミィに届き。
ハミィは目を覚ましました。

みんなありがとうにゃ
ハミィはこんな幸せな気持ちになれたのは初めてにゃ
みんなの歌がハミィに幸福をくれたのにゃ

ハミィって、いつも明るくてポジティブなんだけど、
実は結構辛い目にもあってる。でもそれを外には出さない。
なんだろう、献身的と言うか、ＧＩＶＥ ＆ ＧＩＶＥというか。
一方的に与え続けるキャラで、求めない所を感じます。

でも、みんながハミィの為に歌ってくれた。

ハミィは幸せのメロディを歌って世界を幸せにできるけれども、
だれがハミィを幸せにしてくれるのか？
これがなんの見返りもない仕事だったら辛いと思うけれど、
ハミィには、ハミィを思ってくれる仲間がいた。
なんか、良い感じだなぁ、とじんと来てしまったり。




メイジャーランド　王宮


ハミィのアカペラで始まる幸せのメロディ。

石化が解け、アコ姫とアフロディテ女王の涙の再会。


完全に空気を読むメイジャーランドの演奏家たち。
オーケストラ伴奏付きで続く幸せのメロディ。

綺麗だな・・

歌声が響いていくと共に徐々に石化が溶けていく世界。


バスドラ・バリトン・ファルセットもすっかり元通り。


ハミィとエレン（セイレーン）もラブラブですなぁ。
小学生カップル以外全員百合百合しいってのも素晴らしい番組ですこと。


さて。音吉戦艦に乗って人間界へ帰ります。
あ、壊れてなかったのかｗ


着陸するんだけど、なんか車庫入れ失敗してるみたいで

「ズレとる！」な着陸ですｗ
どうみてもこりゃバレルでしょうｗ

ちなみに人間界の皆さんも無事に元に戻っていました。


その時響き渡る鳥の声・・
「ピィィィ！」


音吉さんとクレシェンドトーンおかん（箱）
「この声は！！　　ノイズ！」

おかえり、ピーちゃん
待ってたよ

みんな、どうしたというんじゃ、そいつはノイズじゃぞ！

音吉さん、いくら幸せの世界になっても
悲しみや苦しみがすべて消えるわけじゃないわ。

私たちはピーちゃんを受け入れた上で
前に進みたいの。

悲しみを見ないふりをするのが幸せとは言えないもの

よく見れば可愛いよ♪

私もキモい怖い言ってた記憶がありますけど、
よく見れば可愛いらしい・・
えー？


あ、でも、このうれしそうな泣き顔。
前回ノイズさんがやられるときの目と同じだ。
生まれ変われたんですね。

音吉、プリキュアは私達の想像以上の成長を遂げたようですね

ええ、ノイズが必要な存在だとは

見守りましょう、彼女たちがどんな音楽を奏でていくのかを。

クレッシェンドトーンさんと音吉さんの会話です。
すっかりおじいちゃんとおばあちゃん。

彼、彼女は過去の英雄です。
悪は倒すもの、という価値観に縛られていた。
でも、若い力で響さん達は、そういう過去を振り払い、ノイズと和解した。

若い世代が自分を乗り越えていくってなんか素晴らしい・・

これでみんな一緒に夢に向かって進めるね
私たちはまだまだ変われる。

新しい明日に向かって、変身するのよ。

レッツプレイ、プリキュアモジュレーション！

変身バンクの音楽、そして変身バンクでＥＤまでつながります。
美しい・・



最終回、音楽について
エレンのソロ
→プリキュア４人の合唱
→ハミィの幸せのメロディソロ
→オーケストラ伴奏付き幸せのメロディ
→変身バンク

まさに組曲。
独唱から始まってだんだんと盛り上がっていく構成は・・
見ていて胸が熱くなりました。


スイートプリキュアのメッセージ
いろいろ難しい考察はトラックバック先の方にもお願いいたしましょうｗｗ

まぁ冗談は置いておいて。

最終回。
彼女たちは私たちはまだまだ変われる、と発言して物語を締めます。
夢、可能性・・
自分を変えることが出来る柔らかさ、エネルギー、若さ。
そういったものがあるのって素晴らしいなぁ。

既に若さをなくしたキュアカイシャインの一人としては羨ましくてしょうがないですｗ

「変身魔法少女アニメ」「バトルヒロインモノ」の系譜を継ぐ作品でもあるプリキュアさんは、
変身があってなんぼ。
その変身を、「可能性」とも取れる描写にして、最後に持ってきている。
プリキュアさんの最終回としては理想に近いんじゃないだろうか。
変身全肯定。
でもって変身の掛け声、レッツプレイプリキュアモジュレーションが、最後のセリフですよ。

変身というギミックをメッセージにも絡めているのかなぁ。
なんだかとっても前向きです。
日曜日の朝はこうでなくっちゃね。

ラスボス　ノイズ様
彼は「悲しみ」です。

私たちはピーちゃんを受け入れた上で
前に進みたいの。

響さん、すごい事言ってるよね。

喜びだけで負の概念がゼロってのはぶっちゃけありえない。

負だから全部消えてしまえ、ってノイズ様の考えもおかしい。

わかりやすい例を上げると、

プリキュアの最終回を見ると寂しくなっちゃうから
プリキュアを見ない

ってのはもったいない。

なので、悲しみを受け入れつつ、前に進んでいく道を選ぶヒロイン。それがプリキュア。

震災で亡くなった方。
いろいろな不幸があった方。
たくさんいらっしゃると思います。
そんななか描かれたシナリオ。

不幸もあるけど、幸福もある。
そんな前向きなメッセージを子供向け番組で放送している。
日本っていい国ですよね。

完全な綺麗事だけではなくて、清濁併せ呑むヒロインになりました。
２０１１年を代表するヒロインと呼んでも差し支えないのではないでしょうか？


最後に
・細かい点を突っつけばいろいろアラは出る。
・毎週、絵のタッチが違う
・商品の宣伝がある

突っ込めるところは多い作品だと思いますよ。
でも、それ以上に、
そんなことは些細なことと言い切りたくなるくらい・・

自分の人生にとってプラス面が多すぎる素敵な作品。
それがプリキュアです。
道徳的なものだけじゃなくて、
可愛い女の子がキャッキャウフフしてるのが見れるというのももちろん大事だけどねｗ

来週から違うプリキュアさんが活躍されますが・・
多分、私の期待に答えてくれるはず。
今後も応援していきたいと思います。

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http://ameblo.jp/synkronized/entry-11151465589.html
http://blog.goo.ne.jp/ruby_gillis/e/ac26c9e7e9dd6a69965a9af806518e0c
http://youkita.blog101.fc2.com/blog-entry-226.html
http://adria7.blog92.fc2.com/blog-entry-1168.html



２月４日追記
最終話感想を真面目に読んでいって
「うおう、」と思ったのでリンク貼ります。
左側にもうリンク貼ってますけれどねｗ

穴にはまったアリスたちruby_gillisさんの最終話感想
少女創作ファンブログ　相羽裕司さんのスイートプリキュア♪感想・補遺

なるほどなぁ、と思って読ませて頂きました。
スイートプリキュアは社会人になってからみると、グッと来る・・

六畳半の過ごし方いっしゅうさんの感想、
掲示板で「調べの館が着陸した時の段差話」が盛り上がってしまったんですけど、どんどん解釈が進みました。

震災の傷跡、戦いの傷跡は完全に元には戻らない。
不安な出来事のあと、生まれる絆を表しているんじゃないかなぁ、という解釈が出てきました。

深く読み取ることができるプリキュアと言う作品群。
スマイルさんにも同様の濃さ激しく期待しながら待っております。

１年間ありがとうございました！

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