1977年生まれのオタク人生うららちゃんのナカの人、好きです。

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うららちゃんのナカの人、好きです。

久々になんというか、コミックの「ジャケ買い」をしてしまった。　
（※ジャケットだけ見て中身を知らずに買うという死語）
全くチェックしていない漫画なのだが、いい出会いであった。　ブログをやっていると、そういう喜びを文章に変換できる。なんと喜ばしいことだろうか。
タイトルは「うららちゃんのナカの人」という。

私のようなプリキュアクラスタから見ると、どうしてもうららちゃんのナカの人というと、春日野うららさん。
そして、中の人「伊瀬茉莉也」さんが浮かんでしまう・・
思わず手にとってしまったが、普通の楽しい漫画であった。

作者さんは真田鈴という方らしい。
真田鈴－ｗｉｋｉ

月刊コミック電撃大王にて「それが彼女のセイギなら」という漫画を連載されているという。
私が買ったうららちゃんのナカの人は、ＷＥＢコミックハイ！にて連載されている。　最近のお話は無料で読めます。

ＷＥＢ漫画か・・
キン肉マン２世が大好きな私も、ｗｅｂに移行してから、途中では読まなくなってしまった。単行本がでてからまとめ読みするようになったんですけどね。

さて。物語だが、幼馴染の女子高生と同人作家が二心同体に合体してしまう、というストーリーだ。
オタクと一般人の異種接近遭遇のお話ともいえる。

まずは主人公。蓮浦麗（はすうらうらら）さん。

普通であることを何よりも願う女子高生。

ちなみに「うらら」はフランス語でも通じるらしい。
「ooo-la-la」であり、「ありゃまぁ」程度とのこと。　お茶目さんですな。

隣。もう一人の主人公である寺苑貴春（てらぞのたかはる）の妹に常に操を狙われている・・
百合百合しいというのは美しいことです。

マッドサイエンティストである母、叔母の実験の結果、うららさんと貴晴さんは、合体してしまう・・
ちなみに、男のほう。寺苑貴春さんの肉体は、余ってしまうｗ　生命維持装置に突っ込まれた状態で過ごしている。　男不在。　これがまた良いのかもしれない・・

過去、ジェンダーの壁を超える漫画はいくつかある。
メジャーなジャンルとも言えるだろう。

・らんま１／２
・メルモ
・アニマード

この辺りが脳裏に浮かんだ。

ラブコメになるかとおもいきや・・
ガチの二次オタである。
三次元には興味ないらしい。
そういう方向を切り捨てた点は評価したい。

この貴春君。
オタクの中ではかなり上位のヒエラルキーに属する。
憧れの対象となるべき理想的オタクだ。

１，浪人生であり、働く必要がない。
２，同人誌作家。壁サークルであり、収入も凄い
３，一発で自作パソコンを作成
４，非常に高い画力
５，本気になると頭脳明晰
６，漫画への愛

オタクに数あれど、みんなの憧れの対象となるオタクであろう。

うららちゃんと貴春君。一般人とオタクの差はあれど、少しずつ相互理解をしていく・・

最初は体の主導権はうららちゃんにある。
しかし、貴春君と共同戦線をはり、日々をこなしていく・・

見逃せないのはお色気シーン。
バストサイズの大きさ故の苦しみも描かれる。
全然エロくはないが見ていて美しい・・
なぜ、エロへの不快感が無いのだろうか？

貴春君の、漫画への愛が熱いからだろうか？

そんなうららちゃんと貴春君に、後半、仲間ができる。
「１８禁同人誌」という秘密を共有する仲間だ。

私もそうだが、オタクというのは一般の方には理解出来ない趣味。
バレたら興味本位で弄られて壊されてしまう世界・・

一般向けのペルソナと、オタク同士の本性を併せ持っている。

一度、オタクであることを隠す必要がないとわかると、一気に距離が縮まるものだ。
隠している間はお互いに接点の無い、距離の遠い人が、一気に年齢の壁を超えてお友達になる。
オタクであることは素晴らしい・・

ＷＥＢコミックハイ！にて、さっそく続きを読んできた。
村雨さんが可愛いですね♪

今後も真田鈴氏の新作を応援していきたい。

うららちゃんのナカの人(1) (アクションコミックス)
(2011/02/12)
真田鈴

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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

tag : 感想書評真田鈴うららちゃんのナカの人オタク

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てっきり…

あ、はい…。うららちゃんの中の人…伊瀬さんか～。
だいずさんも好きねえフフフと思ってしまい実にすみません。漫画なんですね。たしかに可愛い絵柄かつお色気ありは魅力的！しかしラブコメかと思いきや、想像以上のナナメ上展開です…orz

漫画もさることながら、「うらら」がフランス語でも通じるって初めて知りました。「せつな」＝「刹那」は仏教用語だとかのムダ知識はあるのですが…。

>全くチェックしていない漫画なのだが、いい出会いであった。ブログをやっていると、そういう喜びを文章に変換できる。なんと喜ばしいことだろうか。

同感です同感です。1人で悶々として、やり場のない叫びを自己消化しきれず苦しくて仕方なかったあの頃…！（←私の場合）その叫びをぶつけられる場所・ブログっていいもんですね（笑）
他の方のブログを読ませていただいて、違う感性に触れられるのもいい出会いです～。

2012-01-18 20:31 :
さかい URL :
編集

ロバの耳

＞さかいさま
いつも駄文にお付き合いいただきお世話になっておりますｗ

いやー、井戸掘ってそこに「アニメが好きだァ！」と叫ばなくて良いのは素晴らしいことだと思ってます。
私の年代は若い頃に某宮崎なんちゃらさんが捕まったり、冬彦さんとか宅八郎とか・・　いろいろあって(´Д｀)ﾊｧ…

オタクが生きにくい時代に思春期を過ごしてしまっておりましたｗ
匿名でもないし、文字数制限もないし、ブログだと吐き出すのはやりやすいですよね～
交流もありますし。

あ、この記事のタイトルはそのものズバリ伊瀬茉莉也さんをちょっと意識。あのかたもとても好きなんですけどねｗ

今回の記事の編集方法はリンク先の方に影響を受けました。分かる人はわかる感じですｗ
～読んでますかー？～　なんてｗ

＞刹那＝仏教用語
ああああ！　一瞬って意味はよく知ってましたが、アニメクラスタとしては普通の名前、と思ってましたが・・

キリスト教の三元徳として、「信仰、希望、愛」があるので、祈里、美希、ラブ、というお名前～　と思ってましたけど、他の世界から来た人と合流する、ってことで仏教用語と考えるとなんか胸が熱くなります。
トリニティ＝三位一体、とか・・　そっち関連の用語が多いプリキュアさんですね～

今後も刺激し合いながら頑張りましょう♪