星新一が自分に与えた影響
過去の記憶を振り返ると、 故 星新一先生の小説が人生のターニングポイントになっています。
確か、小学生のとき。 「おみやげ」という小説が教科書に載っていたのが自分と星新一先生のショートショートとの出会い。
星新一が自分に与えた影響

一応ネタバレなどは全く無しの方向で書いていきたいと思います。
手元にある「ボッコちゃん」の発行日を見てみます
・・・! 昭和46年5月25日発行。40年も昔の小説とは思えません。
星新一氏の小説と言えば、 固有名詞、時事ネタ、性的なネタ、残酷描写はほとんど無し。登場人物も「エヌ氏」「エフ博士」など、記号化されている。 引き伸ばしゼロで、純粋に小説の面白い部分だけを楽しめる稀有な作品です。 正直ひさびさに読みましたが、いま読んでも楽しいのにビックリしました。 初めて読んだときでも20年経った小説です。、今読んだら、40年前の小説です。しかし、ぜんぜん古びていません。 これは物凄い奇跡です。昔話とか台本に近いものがあるのかな。
軽くwikiなどを見ると、「ダイヤルを回す」を「電話をかける」に直すなどの修正は行っていた模様。 未来を見通す目を持った作家さんだと思います。
今、文庫をいろいろ見ると、「声の網」などはインターネットなんて影も形も無い時代に書かれている小説なのに、近未来が予想されていてビックリしました。
昔、うちの親は、星新一の小説だけは新しいのを見つけるたびに無条件で買ってくれました。 自分もあまり親に物をねだることは無かった子供でしたが、星新一の小説だけは出るたびに買ってもらった記憶があります。 本を読む楽しさを純粋に味わえた小説たちです。
当時、星新一にがっぷりとはまった自分としては、他のものも読みたくなります。 「SF」というジャンルを知ると、小松左京、筒井康隆 の「御三家」と呼ばれているほかの作品も読み始めました。
いやぁ、アクは強かったですw 小学生には日本アパッチ族はきつかったかもしれません。 濃厚に戦後の香りをかぎながら読みました。 でも他にも日本沈没、首都消失、テレパス七瀬シリーズ、虚構船団・・ 日本SFをがしがし片っ端から読んで育ちました。アイザックアシモフの名前を知ったのも星新一がきっかけでしょうね。あとがきなどを読んでいると、SFの重鎮の名前がでてくるでてくる。 ぜんぜん追いつけません。 新しい本を探しまくる生活になっていたような生活でした。
中学校に入ると、SFだけではなく、ファンタジー物にも手を出すようになりました。 指輪物語とかナルニア国物語などは、当時分厚くてビックリしていた記憶があります。 まぁいわゆる「厨二病」にかかる年頃というのもあったでしょう。自分こんなに読んでるぜー、みたいな自己満足もあったと思います。 いろいろなゲームをやって、雪だるま式に知識が増えてきて、いろいろな本に手を出していったのかな。ゲームの敵キャラなどで、設定だけは頭にあるので、原作が読みたくなるのかもしれません。
「スレイヤーズ」が出たのもそのあたりかな?ラノベのはしりですよね。 当時めちゃくちゃハマリまして新刊が出るたびに買っていました。 もう20年も経つのか・・ そう考えると早いですね。 あとはウィザードリィをやりはじめ「ベニー松山」先生の「風よ。龍に届いているか」とかは今だに手放せません。ヒッポンスーパーというゲーム雑誌で連載していた記憶があります。
閑話休題
星新一先生の話題からどんどん離れてしまいましたが、自分が読書が大好きになったきっかけは、やはり星新一だと思います。こんな良質なお話を大量に投与されれば、そりゃビブリオマニアになりますね。 加えて、SFというジャンルにどんどん手を出すようになった・・ オタク人生のきっかけですな、こりゃw
現在、スレイヤーズシリーズなどのラノベは手放してしまいましたが、星新一ショートショートは数回に及ぶ引越しに負けず、所持し続けております。
子供が大きくなったら、私の本棚を勝手に漁っていろいろ楽しく読むが良いww
立派なオタクになれる資料が大量にあると思います。 10年後が楽しみです。
確か、小学生のとき。 「おみやげ」という小説が教科書に載っていたのが自分と星新一先生のショートショートとの出会い。
星新一が自分に与えた影響

一応ネタバレなどは全く無しの方向で書いていきたいと思います。
手元にある「ボッコちゃん」の発行日を見てみます
・・・! 昭和46年5月25日発行。40年も昔の小説とは思えません。
星新一氏の小説と言えば、 固有名詞、時事ネタ、性的なネタ、残酷描写はほとんど無し。登場人物も「エヌ氏」「エフ博士」など、記号化されている。 引き伸ばしゼロで、純粋に小説の面白い部分だけを楽しめる稀有な作品です。 正直ひさびさに読みましたが、いま読んでも楽しいのにビックリしました。 初めて読んだときでも20年経った小説です。、今読んだら、40年前の小説です。しかし、ぜんぜん古びていません。 これは物凄い奇跡です。昔話とか台本に近いものがあるのかな。
軽くwikiなどを見ると、「ダイヤルを回す」を「電話をかける」に直すなどの修正は行っていた模様。 未来を見通す目を持った作家さんだと思います。
今、文庫をいろいろ見ると、「声の網」などはインターネットなんて影も形も無い時代に書かれている小説なのに、近未来が予想されていてビックリしました。
昔、うちの親は、星新一の小説だけは新しいのを見つけるたびに無条件で買ってくれました。 自分もあまり親に物をねだることは無かった子供でしたが、星新一の小説だけは出るたびに買ってもらった記憶があります。 本を読む楽しさを純粋に味わえた小説たちです。
当時、星新一にがっぷりとはまった自分としては、他のものも読みたくなります。 「SF」というジャンルを知ると、小松左京、筒井康隆 の「御三家」と呼ばれているほかの作品も読み始めました。
いやぁ、アクは強かったですw 小学生には日本アパッチ族はきつかったかもしれません。 濃厚に戦後の香りをかぎながら読みました。 でも他にも日本沈没、首都消失、テレパス七瀬シリーズ、虚構船団・・ 日本SFをがしがし片っ端から読んで育ちました。アイザックアシモフの名前を知ったのも星新一がきっかけでしょうね。あとがきなどを読んでいると、SFの重鎮の名前がでてくるでてくる。 ぜんぜん追いつけません。 新しい本を探しまくる生活になっていたような生活でした。
中学校に入ると、SFだけではなく、ファンタジー物にも手を出すようになりました。 指輪物語とかナルニア国物語などは、当時分厚くてビックリしていた記憶があります。 まぁいわゆる「厨二病」にかかる年頃というのもあったでしょう。自分こんなに読んでるぜー、みたいな自己満足もあったと思います。 いろいろなゲームをやって、雪だるま式に知識が増えてきて、いろいろな本に手を出していったのかな。ゲームの敵キャラなどで、設定だけは頭にあるので、原作が読みたくなるのかもしれません。
「スレイヤーズ」が出たのもそのあたりかな?ラノベのはしりですよね。 当時めちゃくちゃハマリまして新刊が出るたびに買っていました。 もう20年も経つのか・・ そう考えると早いですね。 あとはウィザードリィをやりはじめ「ベニー松山」先生の「風よ。龍に届いているか」とかは今だに手放せません。ヒッポンスーパーというゲーム雑誌で連載していた記憶があります。
閑話休題
星新一先生の話題からどんどん離れてしまいましたが、自分が読書が大好きになったきっかけは、やはり星新一だと思います。こんな良質なお話を大量に投与されれば、そりゃビブリオマニアになりますね。 加えて、SFというジャンルにどんどん手を出すようになった・・ オタク人生のきっかけですな、こりゃw
現在、スレイヤーズシリーズなどのラノベは手放してしまいましたが、星新一ショートショートは数回に及ぶ引越しに負けず、所持し続けております。
子供が大きくなったら、私の本棚を勝手に漁っていろいろ楽しく読むが良いww
立派なオタクになれる資料が大量にあると思います。 10年後が楽しみです。
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