「フリーライダー・新ぶら下がり社員」にならざるを得なかった理由を書いてみる
ちょっと古い話なんだけどね。なんかビジネスっぽい「意識の高い人向け」な文章を読むと
“辞めません、でも頑張りません”「新・ぶら下がり社員」が会社をむしばむ (1/2)
(ITmedeiaエグゼクティブ)
あなたの隣に「フリーライダー」はいませんか?(PRESIDENT)
妖怪みたいに色々書いてあるw まぁ経営者側から見ると、効率の悪い社員は会社のガンなわけですよ。でもこういう記事は「意識高い系」なので、意識の低い自分の目線で色々書いてみる。
なんですかねぇ、職場環境で、どう働くかは変わるんですよ。 なので過去の話ではあります。
今の私はいろいろ考えてしっかり頑張らないと、ってお仕事でございます。
「フリーライダー・新ぶら下がり社員」にならざるを得なかった理由を書いてみる

社長さん、経営者さん、上司の方とかの参考になれば幸いです。社員を幸せにしてあげて下さい。
7つ位書きます。
1、働けば働くほどリスクが増える職場
こういうところは自分の身を守るためにもぶら下がらざるを得ない。
“辞めません、でも頑張りません”「新・ぶら下がり社員」が会社をむしばむ (1/2)
(ITmedeiaエグゼクティブ)
あなたの隣に「フリーライダー」はいませんか?(PRESIDENT)
妖怪みたいに色々書いてあるw まぁ経営者側から見ると、効率の悪い社員は会社のガンなわけですよ。でもこういう記事は「意識高い系」なので、意識の低い自分の目線で色々書いてみる。
なんですかねぇ、職場環境で、どう働くかは変わるんですよ。 なので過去の話ではあります。
今の私はいろいろ考えてしっかり頑張らないと、ってお仕事でございます。
「フリーライダー・新ぶら下がり社員」にならざるを得なかった理由を書いてみる

社長さん、経営者さん、上司の方とかの参考になれば幸いです。社員を幸せにしてあげて下さい。
7つ位書きます。
1、働けば働くほどリスクが増える職場
こういうところは自分の身を守るためにもぶら下がらざるを得ない。
●社員を請負業者かなにかと勘違いしている
こういう社長がいました。
「俺は仕事を任せた。出来なかったり会社に損害を与えたら損害賠償だ」
という主義なんですよねぇ・・
に反しまくってますから守る義務は無いんですけど、給与から天引きしようとするんですよええ。
労働基準監督署に相談するしかないんですけど雇われている身としてはいちいち戦うのは面倒です。
でもって仕事をしたから給与が増えるわけではない。
やればやるほど損をします。
こういうところだと仕事はしたくないです。
やる気ゲージは0を超えてむしろマイナスになってしまいます。
2、経費をケチる会社
「会社の利益を最大限に」
これは当然の考えで賛同できます。
「無駄な経費を使わない」
これもわかります。
しかし・・ 仕事に必要な経費を社員に建て替えさせたあげく、立て替え分を支払う際になんだかんだ文句をつける社長や経理担当・・ 世の中にはいっぱいいるんですよ。
「経費建て替え精算・・ 面倒くさいな。 仕事する上でどうしても必要なものだけどなんで怒られるんだろう」
こういう考えになると・・ やっぱりやればやるほど損してしまうのです。
「電話を受ける」
「対応する」
「交通費と道具代が発生する」
「立て替える」
⇒高い、100円均一でも売ってる(近くにないんだよw)
こんな状態が続くと・・ 精算面倒くさいから自腹にすっかな、とか思ってしまったり。
経営者的にはウハウハなのかもしれませんが、替わりに見えないステータス。
「仕事をするうえでのモチベーション」がモリモリと減っている事に気づいて下さいね。
自分がやらなくていいならやりたくなくなります。
「今月分精算まだ出てないよ、すぐ払うから忙しくないなら忘れないうちに今精算しちゃいな」って声かけしてくれるような社長さんの時は勤労意欲がとても湧きました。
3、働いてもリターンが全くない会社
歩合制や営業成績が分かる会社の方がぶら下がりにくいですよね。
よく、「経営者の気持ちになれ!」とか社員の意識を高めようとしているじゃないですか。
経営者だと会社の利益をちょっとでもあげて・・ それが社員に還元できる原資、会社が伸びる原資になるんだ!って考えになりますよね。よーくわかります。
でもでも。バブル崩壊を目の当たりにし、上には団塊が詰まっていて、就職活動期には氷河期を実感、痛みを感じろ、みたいに育った世代としては・・
「頑張って上司の覚えが良くなっても上司が喜ぶだけ」
「基本的に昇給やボーナスへの還元は無し」
あきらめちゃってるんですよね。
「ああ、頑張ってるんだ、査定を良くしてあげよう」
そんな遠回りなことされてもボーナスが100万円もらえるような職場にいた事はありません。
すげーやり手!って人がボーナスの額でも1万円位多いだけ、とかそういうのを見ると・・
「だったら1万円低くていいや♪」
となりますよw
頑張れ頑張れ、馬車馬のように働け、と焚きつけるのは分かりますが、プライベートを使ってまで働いて一銭にもならないのなら力を抜きます。
4、仕事が下りてくる職場
定期的に仕事が下りてくる職場はぶら下がりやすいです。
自分の守備範囲の仕事をやってれば「仕事してる」で評価が伸びますからね。
こんなこと色々書いている私ですけど、残念ながら評価は非常に高かったです。
守備範囲外の事に手を出して本業をおろそかにする位なら、自分の仕事以外は手を出さない。
どうしてもそうなっちゃうんですよね。
下手に頑張ろうとして自分の仕事がおろそかになったらむしろ評価が下がってしまう。
余計な仕事はしちゃダメなんです。
5、会社の為の業務は自分の課の仕事ではない件
電話受付体制にもよると思うんですけど・・
こんな電話を取る事、多かったです。
こういう電話営業をお仕事にしている人には大変申し訳ないのですが、「うざいのでかけてくるな」というのが本音でした。
丁寧に対応しておりましたけどね・・
例えば、電話回線がお得になるという営業を受けるとする。
まともに対応すると・・
「現状のプランの問題点」
「新規プランのメリット、デメリット」
「幾らお得になるか」
上司に伝えたら『だいずさん、調べてみて。会社の支出を減らして利益が上がるかもしれない』って仕事を頼まれてしまうじゃないですか。
丸投げできれば楽ですが、絶対電話を取った自分にそういう仕事が回ってきます。
そして、100%デメリットなしでお得になる事なんて絶対ないんです。
巧妙にデメリットを隠した広告や営業から、少しでも情報を取得して、理解をしたうえで上司に噛み砕いて説明をしたうえで、決済権のある方のスケジュールを把握してアポイントメントを調整しないといけない。
面倒くさい(涙
こんなんで会社の経費が月5000円安くなる、確実に利益アップ、としても現場の身としては見なかったことにした方が楽です。
会社が月5000円多く儲かったとしても自分の給料は一銭も変わりませんからね。
というわけで全て門前払いです。
6、ヒマそうにしてると他の人の分の仕事が回ってきてしまう
ぶらさがる職場では仕事スピードは70%です。
就業時間に終わるように調整・・ だって残りタイム30%残したら、また100%の仕事が与えられちゃうじゃないですか。
そうしたら帰れないじゃないですか。
全力で仕事すればするほど仕事は増えます。
適度に調整しないと与えられる仕事が増えちゃうんです。
そして・・ ヒマそうにしてると評価が下がりますよね。
なので業務の最適化はしちゃダメ。
適度にいっぱいいっぱいな雰囲気を演出しないといけません。
もちろん、自分のタスクが積み上がってる状況では物凄い真面目に働きます。
「仕事が下りてくる」「月内でヒマな時と忙しい時のムラがある」こういう職場でヒマな時、ヒマなんだからこれやれ、って面倒な業務外のお仕事を与える隙を狙っている上司がいる職場では・・
自衛のために忙しい演出が上手くなってしまいますよね・・
7、オフの日は勉強と人脈作りだ!
大体の意識高い系のビジネス教本は・・ そういうこと言うじゃないですか。
ビジネスにオフタイムは無い。常にONだ!みたいなww
でもそういう事言ってる上司や社長をみると、「会社=人生」で会社関連以外の趣味や友達が皆無なんですよね。
家族をないがしろにしている人も多い。
説得力ゼロなんですよ。
子供さんが子供でいる期間は短いから貴重だし、色々観察したいし。
家庭を守るのも大事なこと。 会社は週5~6日付き合いますけど休みは1~2日。そっちの方が貴重なんです。
趣味のお付き合いも大事ですよね。
貴重な人生の「気づき」をいっぱい与えてくれる。
むしろ自分と全然違う生き方している人と交流があると、色々な視点に気づいて勉強になるんじゃないかなぁとか思ってみたり。
そういう意味で言われた事には「はい」と言いますけど真似はしたくないのが本音です。
まとめ
反面教師にしてみてください。
●社員が働けば働くほど損をする体制ではないのか?
●仕事上必要な経費をケチりすぎていないか?
●定額で使えると思ってリターンゼロではないのか?
●ローテーション業務のみで満足させていないか?
●会社の為に動くと個人の不利益になっていないか?
●しっかり働いた人に他の人の仕事まで与えていないか?
●いい事言ったつもりでもみんなの悪い見本になっていないか?
これが改善されると職場は結構いい感じになると思います。
とりあえず今日はここまで!
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こういう社長がいました。
「俺は仕事を任せた。出来なかったり会社に損害を与えたら損害賠償だ」
という主義なんですよねぇ・・
労働基準法第16条
使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
に反しまくってますから守る義務は無いんですけど、給与から天引きしようとするんですよええ。
労働基準監督署に相談するしかないんですけど雇われている身としてはいちいち戦うのは面倒です。
でもって仕事をしたから給与が増えるわけではない。
やればやるほど損をします。
こういうところだと仕事はしたくないです。
やる気ゲージは0を超えてむしろマイナスになってしまいます。
2、経費をケチる会社
「会社の利益を最大限に」
これは当然の考えで賛同できます。
「無駄な経費を使わない」
これもわかります。
しかし・・ 仕事に必要な経費を社員に建て替えさせたあげく、立て替え分を支払う際になんだかんだ文句をつける社長や経理担当・・ 世の中にはいっぱいいるんですよ。
「経費建て替え精算・・ 面倒くさいな。 仕事する上でどうしても必要なものだけどなんで怒られるんだろう」
こういう考えになると・・ やっぱりやればやるほど損してしまうのです。
「電話を受ける」
「対応する」
「交通費と道具代が発生する」
「立て替える」
⇒高い、100円均一でも売ってる(近くにないんだよw)
こんな状態が続くと・・ 精算面倒くさいから自腹にすっかな、とか思ってしまったり。
経営者的にはウハウハなのかもしれませんが、替わりに見えないステータス。
「仕事をするうえでのモチベーション」がモリモリと減っている事に気づいて下さいね。
自分がやらなくていいならやりたくなくなります。
「今月分精算まだ出てないよ、すぐ払うから忙しくないなら忘れないうちに今精算しちゃいな」って声かけしてくれるような社長さんの時は勤労意欲がとても湧きました。
3、働いてもリターンが全くない会社
歩合制や営業成績が分かる会社の方がぶら下がりにくいですよね。
よく、「経営者の気持ちになれ!」とか社員の意識を高めようとしているじゃないですか。
経営者だと会社の利益をちょっとでもあげて・・ それが社員に還元できる原資、会社が伸びる原資になるんだ!って考えになりますよね。よーくわかります。
でもでも。バブル崩壊を目の当たりにし、上には団塊が詰まっていて、就職活動期には氷河期を実感、痛みを感じろ、みたいに育った世代としては・・
「頑張って上司の覚えが良くなっても上司が喜ぶだけ」
「基本的に昇給やボーナスへの還元は無し」
あきらめちゃってるんですよね。
「ああ、頑張ってるんだ、査定を良くしてあげよう」
そんな遠回りなことされてもボーナスが100万円もらえるような職場にいた事はありません。
すげーやり手!って人がボーナスの額でも1万円位多いだけ、とかそういうのを見ると・・
「だったら1万円低くていいや♪」
となりますよw
頑張れ頑張れ、馬車馬のように働け、と焚きつけるのは分かりますが、プライベートを使ってまで働いて一銭にもならないのなら力を抜きます。
4、仕事が下りてくる職場
定期的に仕事が下りてくる職場はぶら下がりやすいです。
自分の守備範囲の仕事をやってれば「仕事してる」で評価が伸びますからね。
こんなこと色々書いている私ですけど、残念ながら評価は非常に高かったです。
守備範囲外の事に手を出して本業をおろそかにする位なら、自分の仕事以外は手を出さない。
どうしてもそうなっちゃうんですよね。
下手に頑張ろうとして自分の仕事がおろそかになったらむしろ評価が下がってしまう。
余計な仕事はしちゃダメなんです。
5、会社の為の業務は自分の課の仕事ではない件
電話受付体制にもよると思うんですけど・・
「電話回線が非常にお得になるプランのお知らせです」
「コピー機担当の方は・・」
「●●証券です。社長さんおねがいします」
こんな電話を取る事、多かったです。
こういう電話営業をお仕事にしている人には大変申し訳ないのですが、「うざいのでかけてくるな」というのが本音でした。
丁寧に対応しておりましたけどね・・
例えば、電話回線がお得になるという営業を受けるとする。
まともに対応すると・・
「現状のプランの問題点」
「新規プランのメリット、デメリット」
「幾らお得になるか」
上司に伝えたら『だいずさん、調べてみて。会社の支出を減らして利益が上がるかもしれない』って仕事を頼まれてしまうじゃないですか。
丸投げできれば楽ですが、絶対電話を取った自分にそういう仕事が回ってきます。
そして、100%デメリットなしでお得になる事なんて絶対ないんです。
巧妙にデメリットを隠した広告や営業から、少しでも情報を取得して、理解をしたうえで上司に噛み砕いて説明をしたうえで、決済権のある方のスケジュールを把握してアポイントメントを調整しないといけない。
面倒くさい(涙
こんなんで会社の経費が月5000円安くなる、確実に利益アップ、としても現場の身としては見なかったことにした方が楽です。
会社が月5000円多く儲かったとしても自分の給料は一銭も変わりませんからね。
というわけで全て門前払いです。
6、ヒマそうにしてると他の人の分の仕事が回ってきてしまう
ぶらさがる職場では仕事スピードは70%です。
就業時間に終わるように調整・・ だって残りタイム30%残したら、また100%の仕事が与えられちゃうじゃないですか。
そうしたら帰れないじゃないですか。
全力で仕事すればするほど仕事は増えます。
適度に調整しないと与えられる仕事が増えちゃうんです。
そして・・ ヒマそうにしてると評価が下がりますよね。
なので業務の最適化はしちゃダメ。
適度にいっぱいいっぱいな雰囲気を演出しないといけません。
もちろん、自分のタスクが積み上がってる状況では物凄い真面目に働きます。
「仕事が下りてくる」「月内でヒマな時と忙しい時のムラがある」こういう職場でヒマな時、ヒマなんだからこれやれ、って面倒な業務外のお仕事を与える隙を狙っている上司がいる職場では・・
自衛のために忙しい演出が上手くなってしまいますよね・・
7、オフの日は勉強と人脈作りだ!
大体の意識高い系のビジネス教本は・・ そういうこと言うじゃないですか。
ビジネスにオフタイムは無い。常にONだ!みたいなww
でもそういう事言ってる上司や社長をみると、「会社=人生」で会社関連以外の趣味や友達が皆無なんですよね。
家族をないがしろにしている人も多い。
説得力ゼロなんですよ。
子供さんが子供でいる期間は短いから貴重だし、色々観察したいし。
家庭を守るのも大事なこと。 会社は週5~6日付き合いますけど休みは1~2日。そっちの方が貴重なんです。
趣味のお付き合いも大事ですよね。
貴重な人生の「気づき」をいっぱい与えてくれる。
むしろ自分と全然違う生き方している人と交流があると、色々な視点に気づいて勉強になるんじゃないかなぁとか思ってみたり。
そういう意味で言われた事には「はい」と言いますけど真似はしたくないのが本音です。
まとめ
反面教師にしてみてください。
●社員が働けば働くほど損をする体制ではないのか?
●仕事上必要な経費をケチりすぎていないか?
●定額で使えると思ってリターンゼロではないのか?
●ローテーション業務のみで満足させていないか?
●会社の為に動くと個人の不利益になっていないか?
●しっかり働いた人に他の人の仕事まで与えていないか?
●いい事言ったつもりでもみんなの悪い見本になっていないか?
これが改善されると職場は結構いい感じになると思います。
とりあえず今日はここまで!
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